Good motion=Good life 豊かなくらしはよい動きから

いつまでも自分らしく、軽やかに、笑顔でいたい。健やかな体と心のためのおすすめエクササイズや、レッスン、講習会などをご紹介します!

ありがとう

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元気と笑顔をお届けするフィットネスインストラクターの緒方美保です。 「自由に快適に動けること」は豊かな生活のためにはとても大切なことです。

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祖母に感謝…

2021年の後半は私の怪我のこととそれによって気づいた健康の大切さ、健康に関する情報(私の復習ね笑)という話題ばかりでしたが、今回は祖母のことについて書いてみようと思います。

突然の旅立ち

12月に入ってあと一か月で今年も終わりだ~と思っていたら珍しく実家から電話が…。祖母が天国に旅立ったという連絡でした。98歳。とても元気で100歳はいけそうだね…と言ってたのに。前に会ったのはいつだったのか…。コロナ禍ということもあるけど、なかなかゆっくり家に帰る時間もなく(T_T) 時間を作って会いに行っておけばよかった…。

虫の知らせ

祖母が亡くなった日。PASMOを入れているプーさんが突然ポトリと落ちました。ちょうどその頃に母がやっと祖母と面会できて、話はできないけど「ありがとう」とあいさつするようにしきりに頭を持ち上げようとしていたそうです。きっと祖母が私にも会いに来てくれていたんだと思います。あいさつができてホッとしたのか母が病院から帰って程なくして息を引き取ったそうです。最期も祖母らしく自分のペースで。(ちなみに祖父の時は電子レンジが突然壊れました…。偶然かもしれないけどね。)

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おばあちゃんが作ったお人形が大好きだったから、プーさんで知らせてくれたのかな?

良く通る声は祖母譲り

祖父が亡くなってから25年ほど…。晩年は「私はお父さんに嫌われてるのかね~、ちっとも迎えに来ない」とボヤいていましたが、畑仕事に精を出し、珍しい野菜があるとすぐに種を取り寄せて作ってみる。好奇心旺盛で研究熱心。畑に響き渡る大きな声で豪快に笑い、時折みんなが困っちゃうくらい正直に言いたいことを言う…。やりたいと思ったことはすぐにやる、超マイペース…そんな祖母でした。私の良く通る声は祖母譲り…内緒話はできない家系です(≧▽≦)

お転婆のルーツ

私は祖母にとって最初の孫なので私が生まれた時、祖母は47歳!若い!!一緒に住んでいたわけではありませんが、両親の仕事が忙しかったこともあり祖父母にかなりお世話になりました。赤ちゃんの頃から陽の当たるお部屋で裸にして体を撫で、手足を動かしたりたくさんの刺激をしてくれていたそうです。(私たちは赤ちゃん体操と呼んでいます)祖父母は葡萄の栽培をしており、葡萄棚で作業をする祖父母の足元をちょろちょろと歩いたり外で遊ぶことも多かったようです。葡萄の箱詰めなどに使っていた古い家は太い梁があって祖父がそこにブランコをかけてくれたり、葡萄の箱を積み重ねて板を斜めに置いた滑り台を作ってくれたり…。昔の家なので階段も狭くて急で、登っていくと屋根裏みたいな部屋があってアレコレ工夫して楽しく遊んでいました(#^^#) 毬遊びやお手玉、おはじき、石けりなど体を使った遊びは祖母に教えてもらったものが多かったと思います。

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葡萄棚にて 祖母と私

三つ子の魂百まで

2歳年下の妹が生まれた頃には祖父が体調を崩してしまい、祖母は祖父のお世話をすることになりました。両親は忙しく妹に赤ちゃん体操などできるはずもなく…。おとなしかった妹は静かに寝ていることが多かったとか…。それがすべてではないと思いますが、妹はお世辞にも運動ができる方ではありません。幸い身体は丈夫ですが…(^-^)

赤ちゃんの頃からアレコレ刺激を受けた私と寝かされていることが多かった妹…。運動しか能がない姉と運動はからっきし、勉強は得意な妹。体の学びの中で「スキャモンの成長曲線」を見た時、なるほど~そういうことか…と納得してしまったんです笑

*スキャモンの成長曲線とは

私たちが生まれてから大人になる過程で神経系・身体・リンパ・生殖それぞれの成長のペースが違います。その成長具合をグラフにしたものがスキャモンの成長曲線です。脳や脊髄、視覚器などの神経系や感覚器系は生まれてから3~4歳までに大人と変わらないレベルにまで成長します。

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スキャモンの成長曲線

お別れ…

祖母からたくさんの刺激をもらって私の神経系はスクスク成長したのだろうと思います(^-^) たくさんの経験があるから今でも動くことが大好きだし、元気に楽しく暮らせています。祖母にもらった元気を保って、周りの人たちを元気にしていくことが私の役目なのかな~と祖母を見送りながら考えていました。

おばあちゃんへ

せっかく元気に育ててくれたのに葬儀に松葉杖で参列することになるとは…。ポンコツな孫でごめんなさい(´ . .̫ . `) 

でも、この経験を無駄にせずみんなに元気を届けていきます!おばあちゃんを見習って、好奇心旺盛に積極的に…そして苦しくても元気よく笑っていられる強さを持っていたい。私は私のペースでボチボチやるので天国から見守っててね(◍•ᴗ•◍) 

 

味わってますか?

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いよいよ今年もあと一か月…。2021年の後半は思いもよらない生活になってしまったけど、それはそれで良い一年だったな~と思えるように過ごしていきたいと思います。

怪我をしてしまったことでさらに「健康」であること「自分の思うように動けること」の素晴らしさを実感したので体についてアレコレ書き始めましたが、すっかり自分の復習になってしまってます笑笑 今回もどうぞお付き合いくださいm(__)m

味わってますか?

私の入院生活の話から糖尿病の話になり、糖の話になり…その中で「甘味」のことにも触れました。私たちに必要なものだから美味しく感じる、本能的に好きな味「甘味」はエネルギー源であるだけでなくリラックス効果やストレスの緩和効果、快感を感じさせる働きがある。だから注意しないと摂り過ぎてしまうことに。…ということで今回は「甘味」についてもう少し書いてみようと思います。

甘味と温度の微妙な関係…

突然ですが果物は好きですか?我が家にはこの時期に必ず実家から「柿」がたくさん送られてきます。甘くて美味しいんですよね~(*^^*) ちなみに柿は冷やしますか?たぶん、冷やさない人が多いのでは?では、ナシはどうですか?私は冷やします。おや?温度と美味しさの間にあやしい関係がありそう(๑´ڡ`๑)

果糖の秘密

果物の甘さといえば「果糖」でしょ?恥ずかしながらそう思っておりました…(^-^; でも、違うんですね。

果物の甘さは果糖・ブドウ糖・ショ糖が組み合わさっていて、果物によってその配分が違います。そしてこの三つの糖類の甘味の強さにも違いがありました!!

ショ糖(砂糖)の甘さを100とするとブドウ糖は70、果糖は80~150。ん?この幅は何?果糖は温度によって甘さが変化するという特徴があるんです(@_@。果糖は5℃だとショ糖の1.5倍も甘いのに60℃だと0.8倍の甘さになります。

これが冷やすと甘く感じる果物とそうでない果物の差なんです!冷やすと甘い果物は果糖を多く含み、そうでない果物はショ糖を多く含むということです。

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冷やす?冷やさない?糖と温度の怪しい関係…

甘味が私たちの脳に働きかけてリラックスできたりストレスが緩和されたりするのならできるだけ甘く感じる食べ方をした方がお得ですよね!!よかったら参考にしてください!

ガムシロップ

果糖について調べていたら「ガムシロップ」にたどり着きました。そういえばアイスコーヒーにはガムシロップ、ホットコーヒーには砂糖。アイスコーヒーだと砂糖が溶けないから…と思っていたのですがそれだけではありませんでした!!

実はガムシロップって「果糖ブドウ糖液糖」が主成分。果糖が55%含まれているものが主流ということですから冷たい時に甘味が強くなるんですね~。ホットコーヒーにガムシロップを入れてもあまり甘味が感じられないということです。

ちなみにガムシロップには「カロリーオフ」のものもあり、こちらは糖アルコールの一種のエリストール(甘さは砂糖の0.7倍)やアセスルファムK(200倍)スクラロース(600倍)アスパルテーム(200倍)といった人工甘味料が使用されています。エリストールは甘味が弱いので甘さの強い人工甘味料や300倍の甘さがあると言われる羅漢果エキスが加えられていることが多いそうです。

味覚と温度の微妙な関係…

果糖の甘さが温度によって変化するのは果糖の性質…。それ以外に温度と私たちの味覚の間にも怪しい関係があるんです。こんなこと、ありませんか?

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温度によって変化する味…

甘味・塩味・酸味・苦味・うま味を感じている私たちの舌。味によって感度に違いがあることは前回書きました。さらに調べてみると温度によって味の感じ方が違うことがわかりました。

甘味を感じる受容体は15℃~35℃で活性化し、高い方がより甘く感じるそうです。ちょうど体温くらいの温度…。これも母乳と関連があるのかな?

甘味のセンサーが低温では鈍いということはアイスクリームが甘いって(@_@。そうです!かなりの砂糖や甘味料が使われているということですね。スーパー〇ッ〇の成分表を見てみると1カップ200mlに炭水化物が35.3g、すべてが砂糖ではないでしょうがかなりの量です。(上白糖大さじ1杯で9gなので大さじ3杯超)冷たいスイーツ…要注意ですね!!

果糖を多く含むもの以外は温かくして食べる方が甘味を感じやすく、満足感も得やすい。焼き芋やたい焼きなど、温かくて甘いものが良いのかも(≧▽≦)

塩味は温度が低い方が強く感じ、苦味は低温から体温くらいまでが強く感じ、高温で弱くなります。酸味は温度による差はないそうです。

ほぉ、病院食がアツアツでないのは塩味を感じさせるためなのか??考えすぎか笑笑 アツアツの酢豚も冷たい酢のものも酸っぱさは変わらないな~といろいろ妄想。こういうことを知っておくと、食べ方の工夫で食べすぎや栄養の偏りを防ぐこともできそう(#^.^#) できるだけ美味しく食べて健康でいたいものです!

何だか食いしん坊のブログになってきましたね笑笑 食べるのも大好きなので食べ物のことを知るのも楽しい!よかったら皆様の日常生活の参考にしてくださいね(^-^)

甘~い誘惑

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いよいよ今年もあと一か月ほど…。街はイルミネーションが輝き、日中は赤や黄色に色づいた木々が美しい(#^^#) 残念ながら今年はあまり人の多い所やアップダウンのある所には行けませんが、その分いつも通る道から少し入った所にイチョウのきれいな公園を見つけたり、小さなバラ園を見つけたり、元気だったら見逃していた小さな発見にワクワクしています(≧▽≦) 

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小さな発見。キレイな黄色と青(#^^#)

甘~い誘惑

「糖」って?

さて、前回のブログでは糖とインスリンについて書きました。血糖値が下がらなくなる理由については分かっていただけましたか?

では、血糖値が高い状態が続かないようにするにはどうしたらいいのか?単純に考えれば「摂りすぎ」と「消費が少ない」ことにより余りが生じるので、摂取=食事と消費=運動をバランスよく…ということになりますね。しかしながらそれほど単純なことではなさそう…(-_-;) もう少し「糖」について知っておく必要がありそうです。

小腸から吸収され、血管内に入り、エネルギーとして使われるのが「ブドウ糖」と言われいる物質で正式にはグルコースと言います。私たちが食事をして摂取した炭水化物が分解・消化されることでグルコースになり、血管内に入り「血糖」になるわけです。体に入る時の形がいろいろなので少しまとめてみます。

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「糖」を分類してみました

糖質と食物繊維を合わせたものが炭水化物で、米・パン・麺類などが炭水化物を多く含む食品です。いわゆる主食ですね。炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質で、糖質の中でも単糖類、二糖類のものを糖類と分類します。

炭水化物やでんぷん・糖オリゴ糖などは消化・分解されて初めて体内に吸収されるので血糖値の上昇は糖類と比べるとゆっくりになります。糖類は脳や筋肉のエネルギーになる大切な物質ですが、何から補給するかが血糖値のコントロールの重要なポイントということです。

何が「ゼロ」なのか?

ジュースなどの清涼飲料水やビールなどのアルコール飲料でよく見かけるのが「糖質ゼロ」とか「糖類ゼロ」。何となく体に良さそうとかダイエットに良さそうという印象でしたが違いがあるんですよ!!

「糖類ゼロ」のものには糖アルコールやオリゴ糖が含まれているものもあり、糖が全く入っていないというわけではありません。「糖質ゼロ」のものは糖は含まれていませんが人工甘味料(スパルテーム・アセスルファムKなど)や天然甘味料(ステビア・甘草)で甘みを感じられるようにしています。

「甘味」って?

わざわざ人工甘味料を使ってでも「甘味」をつけるのはなぜでしょう?ついつい摂りすぎてしまう原因がそこにありそうですね…。

そもそも「甘味」は身体に必要なエネルギーが入ってきたことを知らせるもの(エナジーシグナル)で、人が本能的に好む味なんです。母乳もほんのり甘く(ミルキーはママの味~♪)赤ちゃんが好んで飲むようにできています。(母乳が出始めて5日くらいは少ししょっぱいそうですよ!!)

また、甘味は脳内の心地よさを感じる領域を刺激しβエンドルフィンというホルモンを分泌させます。βエンドルフィンはストレスの緩和、リラックスさせる作用、快感をもたらす作用があるホルモンです。疲れた時やイライラした時に甘いものが欲しくなるのには理由があったんですね。

さらに、味覚によって感度が違うことはご存知でしたか?苦味→酸味→塩味→甘味(うま味に関しては諸説あるので省きました)の順に感度が落ちます。毒や腐ったものを口にした時にすぐに感知するために苦味や酸味には敏感なんです。

甘いものは危ないどころか必要なエネルギー源ですから味覚のセンサーも緩めに設定されているということですね。なるほど…ついつい摂りすぎてしまうわけだ…(^-^; 

血糖値と食べ物の関係

糖尿病や肥満に関係するのが血糖値の上がり方です。血糖値が急激に上がるとインスリンを一気に出さなければならなくなり膵臓にも負担がかかります。そしてたくさんのインスリンが出されることで一気に血糖値が下がってしまい、また糖を欲する…。食べ過ぎにつながります。

では血糖値を一気に上げないためにはどうすればよいのでしょうか?まずは食べ物そのものについて。低GI食品という言葉、聞いたことはありませんか?血糖値の上昇がゆっくりな食品を低GI食品というのですが、最近はGL値という指標も使われるようになっています。

GI値は炭水化物50gを摂取した時の血糖の上がり具合を数値化したもの。ちなみに人参で炭水化物を50g取ろうとしたら5~6本を食べなくてはなりません。一度にそんなに食べることありませんよね?そこで通常1食で摂取する量を想定して数値化したGL値が使われるようになってきたわけです。

参考までにGI値とGL値の比較表をのせておきます。数字の横の矢印で高い低いを表しています。↓下向きの食品が低GL・低GI食品です。

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GI値とGL値①

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GI値とGL値②

またもや話がまとまらず…"(-""-)" すっかり私の復習のためのブログになってしまっていますね笑笑 少しでも参考になるといいのですが…。次回は血糖値を急激に上げないための工夫などについて書いていこうと思います。

 

どんな関係??

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切っても切れない関係…

朝晩はヒンヤリ、昼はポカポカの天気が続いていますね…。

ラジオで「小松菜やほうれん草などの葉物野菜の生育が早すぎて、出荷が忙しい」という話題が出ていました。そういえば大根とかも安い。本格的な鍋やおでんの季節がやってきますが、その頃には野菜不足になっていたりするのかな??それはちょっと困る…(。•́︿•̀。) 

冬といえば鍋…これ、セットですよね〜(そして、ビールね笑)

「糖」ってなんだ?

セット…といえば糖尿病では「糖」と「インスリン」。今日は切っても切れない関係の糖とインスリンについて書いてみようと思います。

血液中に多くなると様々な問題を引き起こす「糖」ですが、そもそも「糖」とは何でしょうか?

甘くて美味しい…疲れると欲しくなる…。美味しいと感じ、欲しくなるということは私たちに必要なものだということですよね!ではどんな役割があるのでしょうか?

ズバリ!!「糖」は私たちの体や脳のエネルギー源です。ブドウ糖1gあたり4㎉のエネルギーがあり、素早く使えるという特徴があります。

そして、「糖」を一番必要としているのが『脳』なんです。実は脳ってかなり食いしん坊…(^-^) 一日の消費エネルギーのうち約20%は脳が消費していて、そのエネルギー源となるのが「糖」なんです!(ケトン体も脳のエネルギーになることがわかっています。ケトン体についてはまたの機会に…)

ちなみに脳の重さは体重の2%ほど…かなり燃費が悪い笑 私の基礎代謝が1400㎉ほどですから、じっと寝ていても1日280㎉、70gの糖が必要になる計算です。

貯蓄は少なめ…

しかし、体に貯蓄しておける糖の量は非常に少なく、肝臓内に約100g(400㎉)筋肉内に約400g(1600㎉)ほど。糖と同様に体を動かすためのエネルギーとなる「脂肪」は標準的な男性で体重の15~20%、女性で20~25%が蓄積されていると考えるとかなり少ないですね。(脂肪はエネルギーになるだけではなく、体を衝撃から守ったり、保温をしたり、ホルモンの材料になったりと他にも役割がありますが…)

貯蓄に向いているのは…

食べられない時は別として、私たちは食事からエネルギー源となる「糖」を摂取しています。ちなみにショートケーキひとつに糖質は30~40gほど含まれているそうです。ケーキひとつで体に貯蓄できる量の1/10を摂取してしまうということです。

「甘いもの」だけが糖ではなく、お米やパン、麺類なども糖質を含んだ食べ物です。エネルギーとして素早く使えるとはいえ摂り過ぎれば余ってしまうのは当然ですよね。

糖が血管内にあふれることで血管が傷つくので余ってしまったものは速やかに片づけたい…。でも「捨ててしまうのはもったいない!いざというときのために貯蓄しておこう!」ということで別のものに変えて貯蓄します。

別のもの…それは中性脂肪です。増えてしまった糖は中性脂肪になって体に蓄積するということです(-_-;) あまり貯めたくない…(ᗒᗩᗕ)

血糖値のコントロール

では、吸収された糖はどのようにして貯蓄されるのでしょうか?

糖が小腸から体内に吸収され血管内に入ると血管内に糖が増える→血糖値が上がる→筋肉や肝臓、脂肪細胞に収納→血糖値が戻る…というふうに血管内の糖の量をコントロールします。血糖値が上がったときに「糖を収納して!」と合図を出すのがインスリンです。

血糖値に関与するホルモンは他にもありますが血糖値を下げるのはインスリンだけです。大昔、いつ食事にありつけるか分からない頃は血糖値を上げる必要はあっても下げる必要はなかったのかもしれませんね(^-^) 

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血糖値が下がる仕組みとインスリンについて簡単に書いてみました。

筋肉や脂肪の細胞が糖を取り込まなくなる理由はふたつあります。

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血糖値が下がらなくなるワケ…

前回も書きましたが日本人は欧米人と比べてインスリンの分泌が少なく、膵臓自体も小さいのでβ細胞(インスリンを出す)が機能しなくなりやすいそうです。アメリカの糖尿病患者のBMI(体格指数)は30(肥満2度)を超えていますが日本人の場合は25(肥満1度)…ちなみに標準が18.5~25未満なのでちょっとぽっちゃりくらいでも糖尿病になる可能性があるということです。

肥満と関連が深いのが「インスリン抵抗性」です。インスリンは出ているのに細胞が反応しなくなることで血糖値が上がります。これには運動不足、高脂肪食、肥満、ストレスなどが関係します。特に肥満になると脂肪から分泌される物質によってインスリンの効きが阻害されます。

アメリカの糖尿病患者のBMIが高いのはある程度までは豊富に出ているインスリンでカバーできるためと考えられます。

さあ、ここに来てでてきました!お得意の「運動」!!次回は運動と血糖値について書いていきますね~

 

糖尿病について

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糖尿病について

暦の上では「立冬」を過ぎましたが、まだまだ昼間は上着なしで気持ちいいくらいの気温ですね。このくらいの気温が続いてくれると助かるな~とも思いますが四季があるのが日本の良いところでもあるし…。やっぱり冬は冬らしくがいいのかな??なんて思っていたらニュースで「ラニーニャ現象」が確認されたのでこの冬は寒くなりそうと言ってました~(・o・)

健康であるということ

さて、前回のブログで入院中の振り返りから「手術と糖尿病」について触れていきました。急にどうした?という感じだったかもしれませんが、今回の怪我、入院を通して「健康であること」には「余力があること」や何かが起きた時「治療の妨げになるものが少ないこと」ということが含まれるな~と実感したからです。

運動習慣はもちろん、食習慣、睡眠、人間関係、心の問題…様々なことが私たちの体には影響を与えています。私は運動指導者ですから主に「運動」を通して「健康」を考え、実践していますが、なぜ運動が必要なのかをもっとたくさんの人に知ってもらい、積極的に体を動かしてもらいたいと思うのです。

糖尿病のタイプ

…ということで今回も「糖尿病」について書いていこうと思います。

「現代の国民病」とも言われている糖尿病ですが、いくつかのタイプがあるのをご存知ですか?

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日本人の糖尿病の90%がⅡ型糖尿病です。肥満、運動不足、食習慣など環境要因が大きく関係しています。

日本人の糖尿病の90%を占めるⅡ型糖尿病は肥満や運動不足、食習慣、睡眠などの環境要因が関係しています。つまり、生活習慣を改善することで防ぐことや改善することが可能な病気だということです。運動指導者の出番もある!!ですから運動指導者の皆さんもぜひ糖尿病について知っておきましょう!!

上に示したどのタイプの糖尿病も「血糖値が高い状態」になるわけですが、具体的にはどのような項目、数値で判断されるのでしょうか?

糖尿病の判断は一つの数値だけではできず、複雑なので健康診断で「血糖値が高い」と指摘された人は病院で検査、診断してもらいましょう!

さまざまな判断基準

「糖尿病です」「糖尿病が疑われます」という診断の基準が決まっていますが、いろいろな数値があって少々分かりづらいですね…。それでも健康診断の数値を見る時の参考にしてもらえるように少し書いておこうと思います。

《検査項目》

空腹時血糖値」…9時間以上食事をとっていない時の血糖値

「随時血糖値」…食事の時間とは関係なく測定した血糖値

「75gOGTT」…糖分を取って上がった血糖値がもとに戻るかを調べる検査

HbA1c」…1~2か月の血糖値を反映する

*これらの数値が基準値を超えると「糖尿病型」と診断される。

《基準値》

空腹時血糖値」126㎎/㎗以上 (境界型110~125・正常高値100~109)

「随時血糖値」200㎎/㎗以上

「75gOGTT2時間」200㎎/㎗以上(境界型140~199)

空腹時血糖値・随時血糖値・75gOGTTのいずれかを「血糖値」として診断

HbA1c」6.5%以上

HbA1c」と「血糖値」がいずれも基準を超えた場合、どちらかが正常値でも糖尿病の典型的な症状(口の渇き、多飲、多尿、体重減少など)や糖尿病網膜症などがある場合は1回で糖尿病と判断されます。

すぐに糖尿病の診断がつかなくても数値がひとつでも糖尿病型である場合は時間を置いて検査をし、早期に診断し病気の進行を防いだり、適切な治療を行います。また、境界型の人は糖尿病予備軍とされ、生活習慣の改善などが必要になります。

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聞きなれないHbA1cってなんだ?

なぜ血糖値が上がってしまうの?

日本人に多いⅡ型糖尿病はインスリンの分泌が低下したり、インスリンへの反応が鈍くなることで上がってしまった血糖値が下がらなくなり、血糖値が高い状態が続くことで発症します。血糖値が高い状態が続くと毛細血管を傷つけ、合併症を引き起こします。

毛細血管への影響だけではなく、動脈硬化を進行させ脳血管障害や心疾患を引き起こすのも糖尿病の怖いところです。

合併症について記事はコチラ↓

goodmotion55.hatenadiary.com

では、なぜ国民病と言われるほど糖尿病になる人が多いのでしょうか?実は日本人は欧米人と比べるとインスリンの分泌が少ないことが分かっています。膵臓の大きさもインスリンの分泌量も欧米人は日本人の1.5~2倍だとか。

これにははるか昔、私たちの祖先がどのように生活していたかに関係があるようです。日本人(モンゴロイド)は欧米人の祖先と比べると厳しい食糧事情の中で生きてきました。血糖値を下げるためのインスリンがさほど必要ではなかったと考えられます。

しかし、現代は食の欧米化が進み、血糖値が上がることが増えてきました。長い時間をかけて引き継がれてきた遺伝子情報がそう簡単に変わるはずはなく、小さな膵臓で懸命にインスリンを作っているが間に合わないということになっているのです。

すっかり話が長くなってしまいました…(-_-) 今回はここまでにして次回はインスリンと糖について書いてみようと思います。糖尿病の話が続きます(#^^#)

リスクを知ろう!

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健康であること

朝晩は冷え込みますが、日中はいいお天気で体を動かすにもいい季節になりましたね…。

なのに私はほとんど室内で過ごしています(T_T) 

大好きな秋バラを見に行くこともできず…(>_<) 

行きたいけど松葉杖ではね…。おとなしくしておきます。

自宅療養

さて、絶賛自宅療養中の私ですが、現在はとにかく足関節(足首)の回復を待つのみ。

月曜日に経過を見てもらうために病院に行きましたが、「うん、変わりないね。ボルトを抜くまでは1/3の荷重を守ってね。動かせる範囲で動かしていいけど捻らないでね!」というくらい。

帰り際に「あっ、筋トレしといてね~」「はーい」でおしまい笑笑 次の通院は月末。

なので、家でできることをボチボチやっている感じです。

どんなことをしているかは追々書いていきたいと思います。

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ミニボールを使って…

運動していて良かった…

普段は病院と言えば歯医者さんにメンテナンスに行くくらいの私。

今回の怪我ではガッツリお世話になることになりました。

手術をするような大怪我をしてしまい、今まで当たり前にしていたことができなくなって「健康って大切だ」ということを痛感しています。

こんな状態で言うのもなんですが、それでも「運動していて良かった」と思えることがたくさんあったので今日はそのことについて書いておこうと思います。

入院中に気づいたこと

救急隊の方にも、病院について先生や看護師さんにもまず聞かれるのが「持病がないか?薬は飲んでいないか?」ということでした。

もちろん健康だけが取り柄の私は自信をもって「いいえ!」と答えました(^.^) 

そういえばコロナの検査はしたな~。両鼻グリグリ~~(>_<) 

その時はいっぱいいっぱいであまり考えていませんでしたが、これってすごく大切なこと。

入院中、周りの患者さんの様子や先生や看護師さんの話していること(興味があるからお耳ダンボで聞いてました笑)を見聞きして、自宅や施設で転倒して運ばれてくる高齢者が結構いるのではないかと…。

そして、高齢の方は何かしらの持病を持っていて、手術をするのかしないのか、するとしたらどうするのか…などいろいろと大変だということ。

そして、これまであまり考えたことがなかったのですが手術をするにあたり「糖尿病」が結構大きなリスクになるということも知りました。

「糖尿病」

「糖尿病」は現代の国民病と言われており、予備軍を含めると2250万人、5~6人に1人の計算になります!初期には自覚症状があまりないので見逃されてしまい、知らず知らずのうちに進行してしまっていることも多いそうです。

また「糖尿病」という名前から尿に糖が混ざってしまう病気と思っている人も多く、正しい知識が知られていないことも問題だと言われています。実際に尿にも糖が出るのですが問題は血中に糖があふれていることなんです。

血中に糖があふれることで様々な合併症を起こすのが糖尿病の恐ろしいところ。主な合併症は「糖尿病性神経障害」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」です。神経障害が悪化し足を切断しなければならなくなったり、網膜症が悪化すれば失明、腎症が悪化すれば人工透析をしなければならなくなります。

血中に糖があふれることでなぜこのような合併症が起こるのでしょうか?

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血管内に糖が多くなるとこんなことが!!

特に体の末端や目、腎臓に張り巡らされている細い血管はダメージを受けやすく、血管が壊れることで血液が届かなくなります。当然、血液が運んでいる酸素や栄養も届かず周りの細胞が壊れていく…ということです。

「糖尿病」と「手術」

糖尿病と手術…どんな関係が?

まずは糖尿病の人は手術部位が感染を起こしやすいということが挙げられます。

なぜ??細菌は「糖」と「血液」の組み合わせが大好きだからです!糖尿病の人は免疫力も低いことが多いので感染のリスクはかなり大きくなります。今回の怪我で「一番怖いのは感染です」と何度も先生から聞かされたことを思い出しました。命を落とす可能性もあると…(-_-;)

また、外科手術をすると交感神経が活性化し、様々なホルモンの影響で一時的に高血糖状態が続くそうです。もともと血糖値が高い人はさらに病気が進行してしまうことも考えられます。血糖値が高くなれば感染のリスクもさらに上がってしまう…ということですね。

そんなリスクがあることも知っておこう

もちろん手術が必要であれば血糖値をコントロールして行うわけですが、やはり健康な人と比べたらリスクは高いですし、今回の私のように緊急オペということになればなおさらです。

糖尿病は予備軍を含めて2250万人と書きましたが、糖尿病が強く疑われる人で治療を受けている人は7割程度、40代では5割程度にとどまっているそうです。糖尿病を否定できない人(予備軍)になればもっと少ないでしょう。

自覚症状がないからついつい放置してしまう「高血糖」ですが、手術やケガにも関係があり、思わぬリスクになってしまうということをぜひ知ってもらいたいと思います。

次回も糖尿病について書いてみます。私の怪我の話から思わぬ方向に話が進みましたが、いつまでもイキイキと自分らしく過ごしていくために必要な情報だと思うので!!今回の怪我、手術、入院などで感じたこと、大切だと再確認したこと…まだまだ書いていこうと思います!

お付き合いくださいね(#^^#)

今年もあと2か月

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元気と笑顔をお届けするフィットネスインストラクターの緒方美保です。 「自由に快適に動けること」は豊かな生活のためにはとても大切なことです。

「Good motion=Good life 豊かなくらしはよい動きから」軽やかに、自分らしく、楽しく過ごしていくための様々なエクササイズを神奈川県県央地区を中心に提供しています。一緒に元気になりましょう!!

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今年もあと2か月…

長いようで短かった10月が終わり、今年もあと2か月…。2022年を気持ちよくスタートするためにこの2か月は今まで以上に自分の体と向き合わなければ…。無理はできないですが、努力は必要。コツコツやるのが苦手なので、皆さんの知恵をお借りしながらこの2か月を有意義に過ごしていきたいと思います。

退院後の生活

退院して一週間。相変わらず娘は良く働いてくれてとっても助かっています。そういえば小さい頃からしっかり者過ぎて保育園の先生に「のどかママ」と呼ばれていたことを思い出しました。保育園児の頃からお友だちの世話を焼いていたようです笑笑。考えてみると学校に行くときの支度とか手伝った覚えないもんな~しっかりするはずだ…。娘曰く「今回のことを見越しての伏線だったんでしょ?」ですって。「そうです!今、全力で伏線回収中~笑笑」と笑い飛ばす私(≧▽≦) この親にしてこの子あり…使い方合ってる??

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退院した~~~

「歩く」って当たり前じゃない…

私もできることは積極的に…片手に松葉杖、片手にダイソンでお掃除していると「ちょっと!それ、松葉杖じゃないからね!!」「は~い、気をつけます…」なんて具合にちょっと叱られながら過ごしています(^.^) 夜眠る時にはシーネ(足首を固定する添え木みたいなもの)をつけていますが、昼間は特に何もつけていないのでただ立ってると「何で松葉杖?」って感じに見えていると思います。松葉杖がなくてもただ立っているだけなら大丈夫なのでキッチンに立ってお料理することはできるんです。

でも、移動はムリ(-_-;) 立てるのに歩けない?何で?と思う方もいらっしゃるかな?歩くためには片足に完全に体重が載せないといけないからです。運動指導をしている方なら当然ご存知のことと思いますが、ちょっとイラストをのせておきます。(暇だから書きたいだけ~~笑)

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「歩く」ために必要なこと

現在右足には約30%しか荷重できないので残りの70%を松葉杖に頼るということになります。本当に30%なのかは怪しいですが、まだ足首まわりの腫れがあるのでさすがの私もそれほど思い切って荷重することもなく、かなり腕が頑張っている感じです。腕だけで頑張ろうと思うとちょっと進んだだけで疲れてしまうので、歩き出す前に姿勢と身体の中心を確認するように心がけています。松葉杖がとれた時にできるだけスムーズに普通の歩行ができるように…(#^^#)

自宅療養中の懸案事項

さて、筋力や関節の可動域のキープはもちろんですが、退院してからの懸案事項は『体重増加をいかにして防ぐか!!』です。実は入院中「三食食べてほとんど動けない。太るかな?痩せるかな?」と娘と話していたんです。

入院中は面会も禁止ですし、売店に行くこともなかったので口に入れるのはカロリー計算され、薄味の病院食のみ。娘も私もちょっと痩せるのでは??という予想でした。予想通り退院してきて体重を計ってみると2キロほど減っていました。

そこで病院食のカロリーを調べてみました(^.^) 50代の女性の通常食は大体1日1600㎉~1800㎉、インボディ(体組成計)のデータによると私の基礎代謝(生命を維持するための必要最低限のエネルギー)は1300~1400㎉くらい。入院中で動かないとはいえ、姿勢を変えたりリハビリしたりで少しは動くので当然それ以上を消費する計算になります。単純に考えると摂取したエネルギーを消費したエネルギーが上回れば体重は減少するということになります。痩せて当然でした(≧▽≦) …というか、今までどんだけ食べすぎていたの?(いや、飲みすぎか?笑笑)病院での生活から比べるとかなり不規則だったり、余計なものを食べていたりしたことに気づかされました。

そして、退院して食べた一粒のチョコレートの強烈な甘さ!入院前ならいくつも口に放り込んでいたところですが、一粒で十分と思えました。砂糖には中毒性があると聞いたことがありますが、無防備に食べていると味覚も甘いものに鈍くなってしまうんだな~と実感しました。

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病院の食事(夕食)

治るまでは作戦継続!!

松葉杖+足首の可動域制限がありますのでどうしたって脚の筋力は低下します。そこに体重増加が加わったら2次被害の可能性も出てきます"(-""-)" 

そこでお年頃の娘も巻き込んで『家にお菓子を置かない作戦』を決行することにしました。幸い(?)松葉杖の私はお買い物もひとりではできません(^.^) 回復のために必要な栄養はきちんと摂って余計なものは口に入れない!!当然お酒も(>_<) さすがの私もまだ腫れが引かない傷だらけの足を見たら飲む気にもならないですけど笑笑 足が治って飲んだらさぞかし回るんでしょうね~~しっかり動けるようになって美味しいごはんと美味しいお酒を楽しむぞ!!

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秋の空

秋の空は雲が模様のように見えてステキです。スマホを見ていることが多いとついついうつむきがちになりますが、キレイな秋の空を見上げて深呼吸するとなんだかスッキリします(#^^#) 好きだな~秋の空♡