まだまだ暑い～ - Good motion=Good life 豊かなくらしはよい動きから

元気と笑顔をお届けするフィットネスインストラクターの緒方美保です。「自由に快適に動けること」は豊かな生活のためにはとても大切なことです。

「Good motion=Good life　豊かなくらしはよい動きから」軽やかに、自分らしく、楽しく過ごしていくための様々なエクササイズを神奈川県県央地区を中心に提供しています。一緒に元気になりましょう！！

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知っておこう！

熱中症にご注意を！

やっぱり今年も猛暑・酷暑ですね。それでもお盆を過ぎて朝晩は少しだけ過ごしやすくなってきました。夕べは久しぶりにクーラーをつけずに眠ることができました。でも起きてしばらくしたら「暑い～～～クーラーつけて！！」となりました。今年も多くの方が熱中症で搬送されたり亡くなったりしています。もはやクーラーは命を守るための必需品と言えますね。

ただ、搬送されている人の中にはクーラーをつけているからと安心してしまって、実は切れていて室内の温度がかなり上がっているにもかかわらず気づかなかったという人もいるとか…。なぜ、そんなことが起こってしまうのか？それは暑さ、寒さを感じる仕組みに関係があるようです。体の特性や仕組みを知ることで熱中症対策に対する見方も変わるかもしれませんよ。

f:id:goodmotion55:20200820175236j:plain — 朝は少しさわやかになりましたが…

皮膚に備わったセンサー

私たちの体を覆う皮膚には外側の情報を感知するセンサーがたくさんついています。センサーはキャッチする情報によって数に差があり、一番多いのが「痛み」を感じるセンサー約200万個。次いで触れたり触れられたり、圧力がかかったことを感じるセンサーが約50万個。温かさを感じるセンサーは約3万個、冷たさを感じるセンサーは約25万個あるそうです。何と！暑さ、寒さを感じるセンサーの数に大きな差が！！そもそも私たちは暑さに鈍感（？）にできているようです。

センサーでキャッチした刺激が脳に伝わり、熱い！冷たい！と感じるわけですが、温感のセンサーは温度変化を感知するセンサーなので、温度が一定だと慣れてしまって暑さを感じなくなるのです。（お風呂のお湯が始め熱く感じても時間が経つと熱く感じなくなりますよね）

暑さに鈍いということは意識的に室温をコントロールする必要があるということです。風の有無や湿度、発汗も体にこもる熱の発散に関係がありますので、室内の環境を整えるとともに汗がかける体でいることも大切と言えますね。

クーラーが苦手なのは…

そもそものセンサーの数の違いに加えて、高齢者は皮膚のセンサーの機能が低下し暑さを感じづらくなっています。もともと寒さの方が敏感に感じる仕組みがあるので、クーラーの風にあたって寒いという感覚の方が強くなってしまうようです。さらに体温が低下すると熱を産出しなければならなくなりますが、熱を作る筋肉量が少なくなっているため、熱が作り出せずクーラーのきいた部屋では冷えるという感覚が増しているのではないでしょうか？（筋肉量の少ない女性の方がクーラーが苦手な人多いですよね）

運動のススメ

ということは、やはり普段から適度に運動をして筋肉量を維持しておくことは大切なことですよね。暑い時期に運動するならプールがおススメですよ！！プールの水は体温より低いので熱を作り出す力が養われますし、プール、ジャグジーと温度の違う水に触れることでセンサーの機能の維持にも効果が期待できます。

自宅でもできる　オンラインレッスン

プールがおススメ…とはいってもコロナ禍ではちょっと…という方も多いですよね。たくさんの人が集まるところでの運動は心配という方はオンラインレッスンにチャレンジしてみてください。スマホやタブレットでも参加できますし、お顔を出したくない方は出さなくてもOKのレッスンもあります。スポーツクラブや公共施設などではマスク着用が義務付けられていますが、実はこれが結構苦しいんです。おうちでできるオンラインレッスンならマスクの息苦しさもなく快適に運動できます。

デジタル苦手だからとあきらめている方、まだ一歩踏み出せていない方、今後、様々な分野でオンライン化が進んでいくのは間違いありません。今のうちから慣れておきませんか？Zoomの使い方を簡単に解説していますので過去記事もご覧くださいね！

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