元気と笑顔をお届けするフィットネスインストラクターの緒方美保です。 「自由に快適に動けること」は豊かな生活のためにはとても大切なことです。
「Good motion=Good life 豊かなくらしはよい動きから」軽やかに、自分らしく、楽しく過ごしていくための様々なエクササイズを神奈川県県央地区を中心に提供しています。一緒に元気になりましょう!!
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健康であること
朝晩は冷え込みますが、日中はいいお天気で体を動かすにもいい季節になりましたね…。
なのに私はほとんど室内で過ごしています(T_T)
大好きな秋バラを見に行くこともできず…(>_<)
行きたいけど松葉杖ではね…。おとなしくしておきます。
自宅療養
さて、絶賛自宅療養中の私ですが、現在はとにかく足関節(足首)の回復を待つのみ。
月曜日に経過を見てもらうために病院に行きましたが、「うん、変わりないね。ボルトを抜くまでは1/3の荷重を守ってね。動かせる範囲で動かしていいけど捻らないでね!」というくらい。
帰り際に「あっ、筋トレしといてね~」「はーい」でおしまい笑笑 次の通院は月末。
なので、家でできることをボチボチやっている感じです。
どんなことをしているかは追々書いていきたいと思います。
運動していて良かった…
普段は病院と言えば歯医者さんにメンテナンスに行くくらいの私。
今回の怪我ではガッツリお世話になることになりました。
手術をするような大怪我をしてしまい、今まで当たり前にしていたことができなくなって「健康って大切だ」ということを痛感しています。
こんな状態で言うのもなんですが、それでも「運動していて良かった」と思えることがたくさんあったので今日はそのことについて書いておこうと思います。
入院中に気づいたこと
救急隊の方にも、病院について先生や看護師さんにもまず聞かれるのが「持病がないか?薬は飲んでいないか?」ということでした。
もちろん健康だけが取り柄の私は自信をもって「いいえ!」と答えました(^.^)
そういえばコロナの検査はしたな~。両鼻グリグリ~~(>_<)
その時はいっぱいいっぱいであまり考えていませんでしたが、これってすごく大切なこと。
入院中、周りの患者さんの様子や先生や看護師さんの話していること(興味があるからお耳ダンボで聞いてました笑)を見聞きして、自宅や施設で転倒して運ばれてくる高齢者が結構いるのではないかと…。
そして、高齢の方は何かしらの持病を持っていて、手術をするのかしないのか、するとしたらどうするのか…などいろいろと大変だということ。
そして、これまであまり考えたことがなかったのですが手術をするにあたり「糖尿病」が結構大きなリスクになるということも知りました。
「糖尿病」
「糖尿病」は現代の国民病と言われており、予備軍を含めると2250万人、5~6人に1人の計算になります!初期には自覚症状があまりないので見逃されてしまい、知らず知らずのうちに進行してしまっていることも多いそうです。
また「糖尿病」という名前から尿に糖が混ざってしまう病気と思っている人も多く、正しい知識が知られていないことも問題だと言われています。実際に尿にも糖が出るのですが問題は血中に糖があふれていることなんです。
血中に糖があふれることで様々な合併症を起こすのが糖尿病の恐ろしいところ。主な合併症は「糖尿病性神経障害」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」です。神経障害が悪化し足を切断しなければならなくなったり、網膜症が悪化すれば失明、腎症が悪化すれば人工透析をしなければならなくなります。
血中に糖があふれることでなぜこのような合併症が起こるのでしょうか?
特に体の末端や目、腎臓に張り巡らされている細い血管はダメージを受けやすく、血管が壊れることで血液が届かなくなります。当然、血液が運んでいる酸素や栄養も届かず周りの細胞が壊れていく…ということです。
「糖尿病」と「手術」
糖尿病と手術…どんな関係が?
まずは糖尿病の人は手術部位が感染を起こしやすいということが挙げられます。
なぜ??細菌は「糖」と「血液」の組み合わせが大好きだからです!糖尿病の人は免疫力も低いことが多いので感染のリスクはかなり大きくなります。今回の怪我で「一番怖いのは感染です」と何度も先生から聞かされたことを思い出しました。命を落とす可能性もあると…(-_-;)
また、外科手術をすると交感神経が活性化し、様々なホルモンの影響で一時的に高血糖状態が続くそうです。もともと血糖値が高い人はさらに病気が進行してしまうことも考えられます。血糖値が高くなれば感染のリスクもさらに上がってしまう…ということですね。
そんなリスクがあることも知っておこう
もちろん手術が必要であれば血糖値をコントロールして行うわけですが、やはり健康な人と比べたらリスクは高いですし、今回の私のように緊急オペということになればなおさらです。
糖尿病は予備軍を含めて2250万人と書きましたが、糖尿病が強く疑われる人で治療を受けている人は7割程度、40代では5割程度にとどまっているそうです。糖尿病を否定できない人(予備軍)になればもっと少ないでしょう。
自覚症状がないからついつい放置してしまう「高血糖」ですが、手術やケガにも関係があり、思わぬリスクになってしまうということをぜひ知ってもらいたいと思います。
次回も糖尿病について書いてみます。私の怪我の話から思わぬ方向に話が進みましたが、いつまでもイキイキと自分らしく過ごしていくために必要な情報だと思うので!!今回の怪我、手術、入院などで感じたこと、大切だと再確認したこと…まだまだ書いていこうと思います!
お付き合いくださいね(#^^#)